君津共同火力で転落事故はなぜ起きた?安全管理の基準に疑問の声

4月7日、千葉にある君津共同火力の発電所で高所の作業をしていた2人が転落事故で死亡するという事件がありましたが、一体なぜ転落事故は発生したのでしょうか?

1人だけならまだしも2人も転落・・・確実に何か原因があるはずですよね?

その真相に迫っていきましょう。

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君津共同火力の転落事故の詳細

7日午前9時25分ごろ、千葉県君津市にある「君津共同火力」の発電所敷地内で、男性作業員2人が高さ約30メートルのやぐらから転落し、病院へ搬送されたが死亡が確認された。

君津署と同社によると、2人は30代と40代とみられ、発電設備を点検するために造られたやぐらの上で、機材が転落するのを防ぐ鉄柵を設置する作業をしていた。やぐらの上にはほかに作業員が1人、地上にはクレーンの運転手が1人いた。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190407-00000042-kyodonews-soci

なるほど、高さ30メートルもあるやぐらからの落下ということですが、二人とも命綱をしていなかったのでしょうか?

しかし、報道によると『命綱は着用していた』という事がわかりました。

命綱をつけていたのに落下して死亡するという事は何かおかしな事が起こっているのは間違いないでしょう。

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君津共同火力の転落事故があったのはどこ?

君津共同火力の転落事故が起きたのは「発電所の敷地内」ということですが、

具体的な場所はここになります。

君津共同火力の発電所は1〜6号機まである大規模な工場ですが、どこでその事故が発生したかまでは報道されていませんでした。

ただ、機材の落下防止の鉄柵を設置中とのことなので、屋外作業だった可能性が高いですね。

落下防止の鉄柵はこんな感じです。

君津共同火力の転落事故はなぜ起きた?

先ほども言った通り、今回の事故は「命綱を着用していたのにも関わらず起きた」という事。

この事から考えられるのは2つ。

  1. 命綱である「安全帯」が正しく着用できていなかった
  2. 正しく着用していたにも関わらず何かが原因で死亡に至った

 

どんなに優秀なアイテムでも「正しい利用法」をしないと無意味なので、自らの命を守る安全帯が正しく装着できていなかったとすれば今回の事故が起きたのはどうしようもなかったのかもしれません。

しかし、今回の落下による死亡事故は「2人」いるんです。

1人が仮に着用方法を間違えていたとしても、さすがに2人間違うでしょうか?

しかも亡くなったのは30代と40代の方なので、若手の人間ではないかと思われます。

 

では、正しく着用していたとしたらなぜ今回の事故が発生したのか?

調べてみると、安全帯を使用して亡くなった方の事例が過去にも存在していた事がわかりました。

 

というのも、まず過去には安全帯は腰だけで固定する物が多く、そのタイプの安全帯の場合は落下時の衝撃により正しく着用していた位置がずれ、内蔵を圧迫して損傷して死亡するケースがありました。

 

 

このように、調べた結果安全帯を使用した状態での死亡事故が起きたケースは全て「腰ベルト式」のみの着用の場合であったので、もしかしたら今回の事故もその事例に当てはまるのかもしれませんね。

フルハーネスタイプでは衝撃によるずれでの圧迫はないはずなので、こちらを使用した方がよさそうですね。

 

ただ、前面に金具を取り付けないと腰型と同様に胸部が圧迫されて損傷する恐れがあるので、こちらの場合も着用方法は注意が必要だと思います。

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君津共同火力の転落事故で亡くなったのは誰?

報道では「30代と40代」としか報告がありませんでしたが、どなたが亡くなられたのでしょうか?

調べてみましたがどこにも情報がなかった為、確認する事ができませんでした。

もちろん実際被害にあわれた身内の方には会社側から連絡がいっているはずなので、工事の現場での「安全管理」が問われた場合は遺族側から君津共同火力が訴えられる可能性があるかもしれませんね。

君津共同火力の転落事故に対するネットの声

  • 〉安全管理に問題が無かったか
    あるよね…
    そんな高所作業で安全帯を使用していなかったってことでしょ!?
  • 今、発電所は人手不足がきついです。
    技術者達は高齢化するのに、現場を任せられる次の世代が中々育たない。
    オリンピックもあってか現場仕事系は求人も多く、キツくて残業で給料稼ぐような職場は若者には人気がないし、そこそこキャリアを持った人はもっと条件いい現場監督の仕事に転職しちゃう。
    現場仕事って技術もいるし安全管理も大変な割には人材の流動性が激しいのです。
    加えて原発を停止してるから古い発電施設を使ってて、メンテに追われる日々。
    昔とは状況が違うのにクライアント(電力会社や財閥系^)は経費削減で納期を短縮してくる。
    問題は安全管理だけではないと思います。
    現場の作業員の負担をどうにかしないと、優秀な人材は次々と離れて破綻すると思いますよ。
  • 仮に作業中だったら、安全帯をしないと問題ありだけど、昇降中の事故なら難しいね。
    もし昇降中の落下事故なら、上の人が落ちてくる可能性があるので、二人同時に動くのは有り得ないと思います。
  • 安全管理にもちろん問題あると思うけど、実際に作業する人達は安全帯をめんどくさいとかおれは大丈夫って軽視してる職人は結構多いよ。管理側が何度言ってもやらない奴はやらない。管理側だけの問題ではないと思う。
  • 最近ではフルハーネス安全帯及び2丁掛けが義務化しつつあるが安全帯の未装着だったか安全帯の掛け方が悪かったのかが問題問われる。
    発電所関係の労働環境はとにかく悪い。安全ルール、時間の縛りがとてもきつい故にそれを嫌って人が中々集まらない、悪循環である。安全管理もそうだが、労働環境も改善させないと繰り返し悲惨な事故、人出不足改善が無くならない。
  • 私の勤務してる会社でも、昨年末に約7m下に落下し全身骨折の重傷を負いました。安全帯装着は絶対必須であり、こういった事故は慣れたころに訪れるものです。
    今後高所作業員は、安全ハーネスを装着し作業する事が義務化されます。
    今一度社内安全管理周知徹底を行い、事故0を目指してほしいです。
    亡くなられた方にはご冥福をお祈り申し上げます。

 

やはりネットの声でも「安全帯」をしていなかったのでは?という声が多いですが・・・していたんですよね^^;

作業中ではなく昇降中だったのでは?という声もありましたが、確かにその考え方もあるのかもしれません。

詳細がハッキリしないので何とも言えませんが・・・。

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まとめ

正しく着用していても命を落とす可能性がある「命綱」というのはどうなんでしょう?^^;

確かにまったくないよりはましだと思いますが、それでも死亡リスクがあるというのは恐ろしいですね。

しかも毎日現場に立つ人からしてみたら確かに「面倒」という感覚が湧いてしまうのも仕方ない事だと思います。

「自分が落ちるわけない」と思わず、「落ちた場合どうするか?」を常に頭に入れた上で慎重に作業に当たってもらいたいですね。

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2019.04.08

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2 件のコメント

  • 安全帯を掛けた場所が悪かったらしい。
    単管の柵の端末未固定の所にフックしてても、そのまますり抜けて落ちてしまう。
    親綱に1人ずつ猿回しするのがこの場合適切だったかと。

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